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電通、Web3強化。「web3 club」を発足

電通は、国内グループ横断組織「web3 club」を発足し、Web3関連サービスやパートナー向けのソリューション展開を強化する。

電通ジャパンネットワーク(DJN)傘下でR&Dを推進する組織「電通イノベーションイニシアティブ」と電通国際情報サービス、セプテーニ・インキュベートらと共同で、NFTを含むWeb3領域における顧客企業のビジネスを支援するグループ横断組織「web3 club」を8日に発足。顧客企業が持つアニメやスポーツなどのIP(知的財産)活用や新規IP開発によるNFT施策や、Web3関連ソリューションの提供による事業成長支援を目指す。

Web3の特徴の一つがブロックチェーン技術の活用だが、新規参入を図る企業にとっては、テクノロジーへの理解、法的対応や税務・財務上の取り扱い、商習慣や文化の違いなど、対処する分野が多く、ハードルとなっているという。

web3 clubは、ビジネスデザイナー、クリエイター、コンテンツディレクター、データサイエンティスト、エンジニア、法務や税務などが集まり、Web3領域の広範な課題解決を支援するグループ横断組織として発足。Web3ビジネスに新規参入を図る顧客企業やパートナー企業の事業成長を支援する方針。

web3 clubのアドバイザーには、日本発のパブリックブロックチェーン「Astar Network」を開発するStake Technologiesの渡辺 創太CEOらを迎えるほか、Astar Japan LabなどWeb3の研究を行なう外部団体にも参画していく。