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ヤマトの新決済サービス「にゃんPay」 宅急便が12%割引

ヤマト運輸は、スマートフォン対応の新決済サービス「にゃんPay(にゃんぺい)」を、9月12日から「ヤマト運輸公式アプリ」に追加する。個人向け会員サービス「クロネコメンバーズ」への登録が必要で、発送時の宅急便運賃を12%割引するなどメンバー向けのサービスを提供する。

にゃんPayは、ヤマト運輸営業所とセールスドライバーの対面集荷で利用できるQRコード決済サービスで、宅急便の運賃のほか、包装資材の料金などに利用できる。ヤマト運輸公式アプリの新たな決済サービスとして展開し、クロネコメンバーズ向けに割引サービスや利便性向上をはかる。

最大の特徴は、宅急便運賃割引。にゃんPayでの荷物発送時の支払いは12%割引する。

例えば、東京から愛知県に宅急便(60サイズ)を送る場合、運賃は通常924円(税込)だがキャッシュレス決済運賃で840円(税別)となり、さらににゃんPay割引により101円割引の739円(税別)となる。税込価格は813円のため111円お得。なお。着払いや国際宅急便などはにゃんPay割引の対象外。

にゃんPayの画面イメージ(出典:ヤマト運輸)

140以上の金融機関に対応し、銀行チャージ後に支払いを行なう仕組みで、残高不足時に金融機関口座から不足金額のみ自動チャージしてくれる「ちょうどチャージ」機能も備えている。支払いやチャージ手数料は無料。

残高上限は2万円で、支払い・チャージ上限も2万円/日。オートチャージは1回あたり500円以上1円単位となる。にゃんPay独自の多要素認証(MFA)により、不正なアカウント開設・金融機関口座の登録を防止する。

にゃんPay画面イメージ:ヤマト運輸公式アプリ

にゃんPayは、みずほ銀行による組み込み型決済サービス「ハウスコイン」を活用した初のサービスで、全国の金融機関と接続した安全なキャッシュレス決済を提供。みずほ銀行によるJ-Coin Payの決済基盤を活用しており、ハウスコインの仕組みを活用することで、企業は自社の店舗やサービスに限定して利用できる独自コインを決済手段としてスマホアプリ等に搭載できる。

みずほ銀行では、ヤマト運輸を皮切りに、'22年度内に複数の企業のサービスへの組込を予定しており、'23年度には年間数百億円の決済を目指すとしている。