デジタル「230万人」の虚実 田園都市構想に浮かぶ懸念
岸田文雄政権が掲げる「デジタル田園都市国家構想」の人材育成に疑問の声が上がっている。国を挙げて230万人のデジタル推進人材を輩出する目標は定義も根拠もはっきりせず、実効性を検証しにくい。日本のデジタル政策は構想立案のベースとすべき基本データすら乏しいまま、空回りしてきた。デジタル田園都市にも「いつか来た道」の懸念が浮かぶ。
「大胆な仮説に基づいた野心的な数値目標」。エンジニア、データサイエンティ...
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現代の日本、世界が直面する構造問題の根っこに一体なにがあるのか。未来志向の「解」を求めて、記者が舞台裏や歴史を徹底的に探ります。