JR西日本、23年春にポイントサービス統一 アプリで管理
JR西日本は15日、鉄道や商業施設などサービスごとに分かれていたポイントを2023年春に1つにまとめると発表した。グループには交通系ICカードやクレジットカード、商業施設など20ほどのポイントサービスがある。新たな「WESTER(ウェスター)ポイント」にまとめ、アプリ「WESTER」内で管理できるようにする。
商業施設でためたポイントは交通系ICへのチャージのほか、ホテルでの支払い、新幹線の切符への交換など幅広い場面で使えるようになる。グループのポイント利用者は現在500万人いるが、27年度末には1000万人に増やしたい考え。今あるポイントはWESTERポイントに切り替えになる。
JR西の長谷川一明社長は「顧客のデータを分析し、個人のニーズにあわせた個別のポイントキャンペーンを実施することでエリアの活性化を図りたい」と話した。