国の委託、競争働かず コロナ下で強まるコンサル頼み
国費解剖 NIKKEI Investigation
国の事業の民間委託先選びで競争が働かなくなってきた。日本経済新聞の調べでは、新型コロナウイルス対策を多く担った大手コンサルティング会社と広告代理店への2020年度の委託比率は21%と、前年度から10ポイント上昇。金額は4倍強となった。入札に1事業者しか応じない例が目立ち、単価が高い特定企業への依存が強まっている。政府全体で発注能力を高めなければ、行政を効率化して財政負担を減らす民間委託の目的は果...
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財政が悪化する中、危機対応や経済成長を名目に膨らむ歳出には無駄が潜んでいます。不透明な国費の使われ方を解剖します。