東電、環境債300億円発行へ 風力発電に充当
東京電力ホールディングス(HD)グループが2021年度に初のグリーンボンド(環境債)を発行する方向で調整に入った。発行額は300億円を想定する。集めた資金は国内外の風力発電の開発に充てる。22年度以降も100億円規模で継続的に発行する方針だ。原子力発電所の再稼働ができず収益基盤が揺らぐなか、脱炭素時代を見据えて再生可能エネルギーへの投資を振り絞る。
再エネ開発の資金調達手段に
東電が6月に主要取...
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