ブロックチェーンで即時決済、マネーのくびき解く
解剖フィンテック 始まった金融革新㊥
「24キロワット時の電力が240円で売れたね」。3月上旬、兵庫県尼崎市にある関西電力技術研究所で個人間の電力取引の即時決済の実験がおこなわれた。ブロックチェーン(分散型台帳)上で、取引データと決済データをぶつけ合わせる地味な作業だが、この実験が太陽光など再生エネルギー普及のカギを握る可能性がある。
実は個人に再生エネが普及しなかったのは、決済に難があるのが一因だった。電力会社によっては個人や企業...
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。