脱炭素分野の人材育成で協力、日メコン経済相
梶山弘志経済産業相は13日、タイやベトナムなどメコン川流域5カ国の経済担当相とのオンライン形式の会合に参加した。脱炭素の分野で人材育成や技術協力の支援をすると表明。メコン地域の経済成長との両立を目指す。
日本とラオスが共同議長を務めた。メコン側はSDGs(持続可能な開発目標)の推進に向けて日本側の取り組みを歓迎した。
日本は今年6月に東南アジア諸国連合(ASEAN)向けに立ち上げた脱炭素社会の実現に向けた支援の枠組みを、メコン地域でも着実に進めると表明。再生可能エネルギーへの移行に向けた工程表の策定支援や、電力など民間企業の専門人材の育成などで協力する。
梶山経産相は冒頭「力強い発展の実現に向けて会合が有意義なものとなるよう活発な議論を期待する」と述べた。
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