熊本県のSDGs登録制度、まず442事業者
熊本県は25日、SDGs(持続可能な開発目標)の活動に積極的に取り組む県内の企業や団体を登録する制度の第1弾として、442事業者を登録したと発表した。登録事業者は「くまモン」をあしらった県独自のロゴマークが使用できるほか、制度に賛同する県内の金融機関から活動に関する支援を受けやすくなる。登録期間は3年間。
蒲島郁夫知事が同日の記者会見で発表した。県は2030年までに1000事業者の登録を目標にしており、蒲島知事は「想定を大きく上回る登録数に、県民の意識の高まりを感じる」と話した。県は同日、登録事業者による活動を発信するため、フェイスブックの公式アカウントを開設した。第2弾の登録は10月1日から募集する。
SDGsは「Sustainable Development Goals」の頭文字をとった略語で、国連サミットで2015年9月、全会一致で採択された世界共通の行動目標。国や民間企業の取り組みに関する記事をお読みいただけます。