閉園「かしいかえん」、メタバースに復活へ ゼンリン系
ゼンリングループで3次元デジタル地図を手掛けるジオ技術研究所(福岡市)は独自の3次元技術を使い、2021年末に閉園した遊園地「かしいかえん シルバニアガーデン」(福岡市)のデジタルアーカイブを作成した。今後メタバースなどバーチャル空間での活用を目指す。
かしいかえんを運営する西日本鉄道の協力のもと、複数のセンサーやカメラを組み合わせてつくった移動式の計測装置を使って園内の遊具などをデジタル化した。従来の装置に比べて、短時間で計測できコストも抑えられるという。
デジタルアーカイブはジオ技術研究所のホームページで公開している。作成したデータは動画の背景などとしての活用を予定するほか、西鉄が進めるメタバースへの応用も検討する。
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