アインHD、広島の調剤薬局を買収 店舗数1200店に拡大
アインホールディングス(HD)は9日、調剤薬局のファーマシィホールディングス(広島県福山市)を子会社化すると発表した。全株式を23日付で取得する。買収額は非公表。同社グループが持つ約100店舗を加え、アインHDの調剤薬局の店舗数は約1200店舗に増える。
アインHDの買収先としては最大規模。ファーマシィホールディングスの2021年3月期のグループ売上高は215億円で、営業利益は8億2100万円。
アインHDはこれまでにも、個人経営の薬局などのM&A(合併・買収)で店舗網を拡大をしてきた。野沢浩司執行役員は「中国地方に強固な経営基盤を持っていることや、患者サービスの向上など相乗効果が期待できるため買収を決めた」と説明した。
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