「SDGs金融」推進へ 横浜市・9金融機関が連携
横浜市は市内に拠点のある9金融機関と、国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)を推進するための枠組み「Y-SDGs金融タスクフォース」を設立し、29日に第1回の会合を開いた。市と金融機関が連携し、市内でSDGsを推進する中小企業などに向け融資や投資などの支援で取り組みの後押しをめざす。
参加したのは、神奈川銀行、かながわ信用金庫、川崎信用金庫、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、横浜銀行、横浜信用金庫、横浜市信用保証協会の9金融機関。これまで横浜市はSDGsに取り組む企業や団体を3段階で評価する認証制度「Y-SDGs」を実施しており、6月までに195の事業者が認証を取得している。
今回の枠組みを通じて、市と金融機関が連携し、この認証を取得した企業や団体の取り組みを後押ししたり、取引先にSDGs推進などの取り組みを促す。今後、定期的に会合を開く予定だ。
SDGsは「Sustainable Development Goals」の頭文字をとった略語で、国連サミットで2015年9月、全会一致で採択された世界共通の行動目標。国や民間企業の取り組みに関する記事をお読みいただけます。
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