城西大学、データでマーケ教育 セキ薬品やTrue Dataと
城西大学(埼玉県坂戸市)はドラッグストアのセキ薬品(同県宮代町)、POS(販売時点情報管理)データの解析システムを手掛けるTrue Dataと連携し、ビッグデータマーケティング教育を始めた。経営学部の2年生が実際の販売データを活用し、セキ薬品の売り場作りや店頭での販売促進策について企画提案する。
ボディーソープと洗顔料についてセキ薬品から1店舗の、True Dataからは全国のスーパー・ドラッグストアの過去2年分のPOSデータを提供してもらい、それぞれの違いを確認。セキ薬品の実際の店舗も視察し、販売拡大につながる売り場作りや店頭での販促策などを学生が考える。
両社の担当者は企画にコメントし、学生が内容を改善後に最終報告する際にも講評する。授業は7月21日までで全15回。城西大は地域の企業などと連携した先進的な教育を取り入れ、地元経済の活性化にもつなげる。