ミダック、SDGs活動でポイント付与 浜松市民らに
産業廃棄物処理のミダックホールディングス(HD)は、浜松市民らに国連のSDGs(持続可能な開発目標)への意識を高めてもらう取り組みを始めた。ごみの削減やボランティア活動などでSDGs推進を実践すれば、ミダックHDが商品券などに交換できるポイントを付与する。
「ミダックSDGs応援団」の制度を設けた。参加者は環境や社会に貢献する自らの取り組みを考え、ミダックHDに内容を伝えた上で実施。結果を報告すれば、内容に応じてポイントがもらえる。ポイントは年に1回集計され、飲食店などで使える商品券に交換できるほか、児童養護施設や国連児童基金(ユニセフ)などへの寄付金に換えられる。
参加対象は浜松市在住者のほか、同社がSDGs推進で包括連携協定を結んだ長野県売木村の在住者、同社株主。個人参加のみ受け付ける。申込用紙を同社ウェブサイトからダウンロードし、メールか郵便で申し込む。
ミダックHDは社員による社会貢献活動にポイントを付与し、給与に換えて還元する制度を4月に設けている。
SDGsは「Sustainable Development Goals」の頭文字をとった略語で、国連サミットで2015年9月、全会一致で採択された世界共通の行動目標。国や民間企業の取り組みに関する記事をお読みいただけます。
関連企業・業界