神奈川県内の大学生が経営課題に挑む 68チーム表彰
神奈川県内の大学と企業が連携して経営課題の解決策を探る「産学チャレンジプログラム」の表彰式が17日、横浜市で開かれた。今年は21大学が参加。213チームのリポートの中から、最優秀賞24、優秀賞44チームが選ばれた。
神奈川経済同友会の主催。参加企業32社がそれぞれ直面する課題を挙げ、学生が解決策を考える。提案が採用されて商品化されることもある。
表彰式では、最優秀賞の3チームがリポートを発表。明治大学のチームは10月末に開業した大型複合施設「ハンマーヘッド」のリピート客を増やす方策について、飲食店へのサブスクリプション(定額課金)サービス導入などを提案した。
同会の石渡恒夫代表幹事はあいさつで「受賞を糧にして引き続き研さんを積み、高みを目指してほしい」とエールを送った。