コネクト

山口＆鳥取発ショート・ドキュメンタリー２本立て。山口からは、４００年の歴史ある老舗酒屋を継ぐか、それとも教師になる夢を追うか、人生の岐路に立った青年の物語。歴史をつなぐ重みと自らの夢とのはざまで揺れる青年の決断は―？鳥取からは、３０年ぶりに山間の集落に戻ってきた一人の女性の物語。彼女が起こした“みそ革命”に迫る。昔ながらの手作りみそが人々の輪をつなぎ、人気を呼び、地域を活性化させている理由とは？

ノーベル賞作家・大江健三郎が約６０年前に広島を訪れて書いた「ヒロシマ・ノート」。９カ国語で翻訳され今も世界で読まれ続けるベストセラーだ。大江さんが亡くなって１年、大江さんがこの本を通じて伝えようとしたものは何だったのか、ゆかりの場所や人を訪ね見つめ直す。漫画家・こうの史代さんがこの本に見出したのものとは。森瀧春子さん、銅版画家・重藤裕子さん、ウクライナの作家アンドレイ・クルコフさんらが思いを語る。