明治大学平和教育登戸研究所資料館 動画集
横須賀市自然・人文博物館とのコラボ企画開催について
2019年08月09日
明治大学 平和教育登戸研究所資料館
横須賀市自然・人文博物館付属馬堀自然教育園開園60周年・
明治大学平和教育登戸研究所資料館開館10周年 記念コラボ企画開催
当館は今年度、開館10周年をむかえます。これを記念し、同じく開園60周年をむかえる横須賀市自然・人文博物館付属の馬堀自然教育園とのコラボ企画を、2館同時に開催します。
馬堀自然教育園は、旧日本陸軍重砲兵学校跡地に設立され、園内には重砲兵学校関連の戦跡が保存されています。日本陸軍重砲兵学校と登戸研究所、ともにかつての戦争や軍事について考えるときに貴重な戦争遺跡です。また、元登戸研究所所員が戦後米軍基地内で勤務していたことから、横須賀と登戸には実は深いつながりがあったのです。
このコラボ企画が、みなさまの身近に残る戦争遺跡に関心をよせるきっかけとなれば幸いです。
●2館共通開催イベント
コラボ記念 2館横断スタンプラリー
横須賀市自然・人文博物館と登戸研究所資料館、それぞれに謎がかくされています。謎をといて、スタンプを集め、横須賀と登戸をつなぐヒミツを解き明かそう!
ルール:
各館にスタンプ用紙が設置されています。各館ごとに全てのスタンプを集めた方だけが「特別スタンプ」を押すことが出来ます。
●横須賀市自然・人文博物館 開催イベント
1.コラボ展示「横須賀にあった極秘機関 —陸軍登戸研究所と横須賀」
(会場:横須賀市自然・人文博物館3階ラウンジ、主催:明治大学平和教育登戸研究所資料館)
戦後、元登戸研究所所員の一部は米国にスカウトされ、米海軍横須賀基地内に極秘機関「GPSO(政府印刷物補給所)」を1950年に設立します。ここで彼らは、共産圏に送り込む米国スパイのための偽造パスポートなどを製造していました。
今まで公にされてこなかったこの活動を、初公開資料とともに紹介します。
※こちらの展示に関するお問い合わせは明治大学平和教育登戸研究所資料館(044-934-7993)にお願いします。
2.特別展示「おいでよ!まぼりの森 —馬堀自然教育園の60年とこれから」
(会場:横須賀市自然・人文博物館3階特別展示室、主催:横須賀市自然・人文博物館)
開園60周年をむかえる馬堀自然教育園の自然と歴史について展示を行います。
陸軍重砲兵学校の歴史も紹介します。
※こちらの展示に関するお問い合わせは横須賀市自然・人文博物館(046-824-3688)にお願いします。
【開催要項】※1,2共通
会 期:2019年7月27日(土)~11月4日(月・祝)
※月曜休み(月曜が祝日の場合は翌日)
開館時間 9:00~17:00
入 館 料 無 料
会 場 横須賀市自然・人文博物館 〒238-0016横須賀市深田台95
アクセス 京急線「横須賀中央」駅から徒歩10分、バス停「文化会館前」から徒歩5分
※駐車場はありませんが、隣接する文化会館に有料駐車場があります。
URL https://www.museum.yokosuka.kanagawa.jp/
●明治大学平和教育登戸研究所資料館 開催イベント
馬堀自然教育園内に残る旧日本陸軍重砲兵学校跡地を始めとする三浦半島内の戦争遺跡など、これまで当館で調査を行ってきた
戦争遺跡を写真約20点でご紹介します。
【開催要項】
会 期 2019年7月27日(土)~11月3日(日)
※日~火、8/10休み(11/3は開館)
開館時間 10:00~16:00
入 館 料 無 料
会 場 明治大学平和教育登戸研究所資料館
アクセス 小田急線「生田」駅徒歩15分、小田急バス「明大正門前」徒歩5分
※お車でのご来館はご遠慮ください
URL https://www.meiji.ac.jp/noborito/
2.コラボ記念講演会
横須賀に残る旧日本陸海軍の建造物と登戸研究所関連の建造物、そして米海軍横須賀基地内に残る「GPSO」が使用していた建物について、近代建築史から読み解きます。
【開催要項】
講 師 菊地勝広氏(横須賀市自然・人文博物館近代建築史担当学芸員)
日 時 2019年10月19日(土)13:00~15:00
会 場 明治大学生田キャンパス第一校舎2号館200教室
※定員260名、予約不要、入場無料
<お問い合わせ先>
明治大学平和教育登戸研究所資料館
〒214-8571 神奈川県川崎市多摩区東三田1-1-1
明治大学生田キャンパス内
TEL/FAX044-934-7993 e-mail:noborito@mics.meiji.ac.jp