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「Discord」は男子の半数以上、「TikTok」は女子の半数が利用 大学1年生調査 東京工科大

» 2022年05月23日 11時55分 公開
[ITmedia]

 東京工科大学(東京都八王子市)は5月24日、新入生にコミュニケーションツールの利用状況などを尋ねる調査の2022年度の結果を発表した。TikTok、Discordの利用率が急上昇しており、TikTokは女子の48.5%(前年度比9.5ポイント増)、Discordは男子の53.5%(同8.0ポイント増)に伸びた。

【訂正:2022年5月23日午後3時半 初出時、本文中の男子のDiscord利用率に誤りがありました。お詫びして訂正いたします】

画像 現在利用しているSNS(男女別/複数回答)
画像 普段、家族や友人との連絡に使っているもの(複数回答)
画像 現在、主に使用している携帯電話(単一回答)
画像 調査対象

 工科大は、1986年設置の私立大学。工学部、コンピュータサイエンス学部、メディア学部など6学部、大学院、教養学環がある。河合塾による偏差値は40.0〜47.5。調査は、全学部の学生1358人(男女比約6:4)を対象にWebで行った。

 新入生が現在利用しているSNSは、9年連続でLINEがトップ、2位がTwitterだ。Instagramは15年から3位を維持しており、利用率は上がり続けている。4位のTikTok、5位のDiscordは、ここ数年で利用率が急上昇している。

 「普段、家族や友人との連絡に使っているもの」はLINEが99.2%と圧倒的だ。次点がInstagramのDMで、前年度より6.2ポイント増の63.5%だった。「TwitterのDM」(28.5%)、「キャリアメール」(15.6%)、「ショートメール」(15.0%)は、横ばい〜微減傾向だ。

 通話手段は「LINE通話」(94.2%)が3年連続で9割以上に。「キャリアの通話」(30.9%)は微減傾向にあるものの、20年以降は3割程度を維持している。

 電子マネーでは「Suica/PASMOなどの交通系」が81.2%、次いで「PayPay」が30.1%。「d払い」(6.0%)や「LINE Pay」(6.0%)など他のサービスに差をつけている。

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