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RFIDはバーコードを越えられるか? 矢野経済研究所がRFIDソリューションの需要拡大策を提言

矢野経済研究所は、世界RFIDソリューション市場の予測を発表した。市場は堅調に推移し、2026年まで堅調に成長する見込みだ。さらなる市場拡大のために必要なものは何か。矢野経済研究所の提言とは。

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 矢野経済研究所は2022年8月30日、世界および国内のRFIDソリューション市場の予測を発表した。同予測によると、2022年の市場規模は対前年比3.8%増の1兆2653億4000万円に達する見込みだ。

「バーコードシステムを越える機能を提供できなければ、成長は難しい」

 RFID ICタグと関連機器、関連システムを合わせたRFIDソリューションの世界市場が成長を続ける背景には、本格的にRFIDソリューションの導入を始めたある分野の存在がある。

 それが、アパレル業界だ。2022年はアパレルなどの流通小売向けや医療、製造、物流分野などで導入が進む。

 日本では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として、非対面化やIoT(モノのインターネット)化、DX(デジタルトランスフォーメーション)が進む。これを受けて製造や物流、医療領域で刷新の流れが強くなっており、RFID導入を検討するユーザー企業が増加傾向にある。

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