「ポイント」めぐり三越伊勢丹と国税が攻防 決め手となった理屈とは

有料記事

原田悠自
[PR]

 消費者にお得な「ポイント」サービスをめぐり、百貨店大手・三越伊勢丹グループと国税局が2年にわたる攻防を繰り広げ、今春ようやく決着がついた。その決め手となった理屈とは。(原田悠自)

 三越伊勢丹グループの「エムアイポイント」は、会員約284万人のポイントサービスだ。グループの百貨店や提携店で買い物をすれば、金額に応じてポイントがもらえ、1ポイントを1円として、これらの店で使うことができる。

国税が指摘「ポイントを付与したら納税額増える」

 国税局がこれに目をつけたのは、2020年1月だった。「店がポイントを付与したら、納めるべき消費税額は増える」として、年間で数億円の納税漏れを指摘したのだ。

 

 三越伊勢丹は反論した。

■伊勢丹が反論「ポイントは値…

この記事は有料記事です。残り1060文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら