追究

2024年01月24日

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 阿部ゼミ3年生企画展示 「DIVE IN DIVERSITY」

11月25日(土)・26日(日) 長者町コットンビルディング

学生主催で展覧会を企画。
多様な表現作品で多くの観客を魅了しました。

 創造表現学部メディアプロデュース専攻の阿部ゼミは、デザインと創造的な実験制作をテーマに、多様な表現制作に取り組んでいます。ゼミに所属する3年生が主体となり企画を立ち上げ、11月25日(土)・26日(日)に長者町コットンビルディングにて企画展「DIVE IN DIVERSITY」を開催しました。

 この企画展のテーマは、大学理念「違いを共に生きる」から着想を得た「多様性」。3年生14名によるイラスト、映像、絵本、アニメーション、カードゲームなどの作品に触れて多様性について考えて欲しいという思いを「DIVE(潜る)」という言葉に込めています。そして、「DIVERSITY」の語尾から「CITY」という言葉を連想し、「DIVE(潜る)」とも関連付けて「海中都市」をイメージした空間づくりをめざしました。さらに、学生それぞれが海中都市に住むミニキャラを制作し、来場者を楽しませる展示会にしています。

 11月26日(日)には、学生によるプレゼンテーションがおこなわれました。自身で手がけたキャラクターや、作品のこだわったポイントを説明。学生たちの多彩な個性や感性を表現する場となりました。
 展示会開催にあたり、多様性に関する調査、挑戦したい表現方法との関連性を考慮しながら制作を進めてきました。また、自身の制作だけでなく、それぞれの学生が広報班と設営班に分かれて運営にも参加。スケジュールを意識した広報活動や、来場者目線を意識した設営準備など、各ゼミ生の得意分野を活かし、展示会を完成させました。初めてのゼミ活動で、共同制作をおこなったからこそ見えた課題や気づきを得た学生たち。来年度には、さらに成長した制作や企画展を見せてくれることでしょう。

《学生コメント》

創造表現学部 メディアプロデュース専攻3年 伊藤可奈さん
創造表現学部 メディアプロデュース専攻3年 野呂優希さん
創造表現学部 メディアプロデュース専攻3年 山下来希さん

 「制作物は、人に見てもらわないと“作品”にならない」と日々教えられている私たちにとって、今回の展覧会で自分の作品を多くのお客さまに見てもらえたことが何より嬉しかったです。企画展全体の鑑賞時間を30分程度と見積もっていましたが、1時間しっかり見てくださる方もいました。参加型のカードゲーム作品を作りましたが、お客さまの反応を見られたこともよかったです。
 ゼミ生それぞれ得意分野も異なりますが、私たちが「やってみたい」と思うことに対して、先生が背中を押してくれるので、一丸となって制作に取り組めました。今回感じたことは、基礎的な学びが制作に活かせるということ。教養の授業で学んだ多様性が、しっかり自分の作品に活かせると知られたことも学びでした。開催にあたって、会場を借りるやり取りなど学外の方と連絡を取り合うことも多くありました。ゼミ生のまとめ方や、開催にあたってのスケジュールの組み方など、やってみないと分からないことばかりでしたが、同じゼミ生のことを理解できるなど大きな収穫がありました。ぜひ来年の開催に活かしていきたいと思います。

学生たちが「DIVE IN DIVERSITY」のアーカイブページを作成しました!ぜひご覧ください。
■DIVE IN DIVERSITY 愛知淑徳大学 阿部ゼミ 3年企画展示 >