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東アジア仏教思想史の構築【龍谷大学仏教文化研究叢書46】

凝然・明恵と華厳思想

東アジアの思想文化に多大な影響を与えた華厳思想の日本的展開について、鎌倉時代の明恵・凝然という二人の思想家を通して考察する。

著者 野呂 靖
張 文良
金 天鶴
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 奈良仏教系
シリーズ 叢書 > 龍谷大学仏教文化研究叢書
出版年月日 2023/03/24
ISBN 9784831877666
判型・ページ数 A5・342ページ
定価 本体4,000円+税
在庫 在庫あり

東アジア仏教思想の多様な展開の中で、諸地域の思想や文化に多大な影響を与えた華厳思想。
その日本的展開について鎌倉時代の明恵・凝然という二人の思想家を通して考察する。
中国・韓国・日本の総勢十三人による学術論文集。
序 言[野呂 靖・張 文良・金 天鶴]

第1部 凝然と東アジア仏教
 中国における凝然仏教思想の受容――中国仏教宗派説を中心に[張 文良(翻訳 李曼寧)]
 「十世隔法異成門」解釈からみる華厳時間論の構築と伝承――法蔵から凝然へ[王 頌(翻訳 李曼寧)]
 凝然の『五教章通路記』における智儼引用について――同別二教を中心として[成 昊官(睍山)]
 凝然の六相説理解について[朴 普藍]
 『華厳経』の威神力と統合的理論としての華厳教学――8世紀における『華厳経』受容の諸相[中西俊英]
 華厳観法と凝然[藤丸 要]
 凝然の「通受」「別受」[大谷由香]
 続・中世東大寺律儀復興史小考――円照時代の戒壇院[横内裕人]

第2部 明恵と東アジア仏教
 明恵の『解脱門義』における信と住の関係[金 天鶴]
 明恵と「即身成仏」再考――華厳教学を基調として[小宮俊海]
 明恵の成仏義解釈とその周辺――義天版章疏の影響関係を中心に[野呂 靖]
 『明恵上人行状』の中の明恵像[前川健一]
 明恵撰『涅槃講式』成立の背景――俊芿請来の宋代仏教儀礼の視点から[西谷 功]

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