「富山一汚れた海岸」泳げるように 行政動かした住民のごみ拾い

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プラスチックを中心に大量のごみが漂着する六渡寺海岸=射水市で2021年7月27日午後5時42分、砂押健太撮影
プラスチックを中心に大量のごみが漂着する六渡寺海岸=射水市で2021年7月27日午後5時42分、砂押健太撮影

 富山湾の一角に、「富山一汚れた海岸」と呼ばれる砂浜がある。富山県南西部の山あいを流れる小矢部川と庄川に挟まれた、射水市の「六渡寺(ろくどうじ)海岸」。プラスチックを中心に大量のごみが漂着し、住民を悩ませてきた。2008年に地元有志が始めた清掃活動は行政をも動かし、2年前には海水浴ができるほどに改善した。

 SDGs(持続可能な開発目標)でも目標14「海の豊かさを守ろう」は重要課題の一つだ。どうやってきれいな海を取り戻したのか。その秘訣(ひけつ)を知りたくて、海岸を訪ねた。

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