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ドコモ副社長にNTT Comの栗山副社長とスマートライフ担当の前田義晃氏、スマートライフカンパニーも設立

 NTTドコモは、6月21日付けの新たな役員人事を発表した。井伊基之社長のもと、新たな代表取締役副社長が発表されている。あわせて、新たな組織体制も発表された。

 新たに副社長へ就任することになったのは、栗山浩樹氏と前田義晃氏の2人。

 栗山氏は、現在、NTTコミュニケーションズの代表取締役副社長 副社長執行役員を務めている。NTTドコモ副社長へ就任後、国際事業や財務、情報戦略などを担当する予定で、CFO、CIOなども兼任する。

 もう一方の前田氏は、現在、ドコモの常務執行役員で、マーケティングプラットフォーム本部長を兼ねている。ドコモのコンテンツプラットフォーム分野を長年にわたりリードしてきた人物で7月の副社長就任後は、スマートライフカンパニー長となり、データ活用戦略、スマートライフ分野を担当する。

新組織

 7月1日付けの新組織として、スマートライフカンパニーが新設される。金融関連のサービスを担当する部署や、電力事業、事業統合されるNTTぷららのISPやコンテンツなどを担う事業が集約される。

 また、NTTコミュニケーションズの伝送設備、ビルや電力などのインフラ業務を移管し「インフラデザイン部」も設置される。通信ネットワークやクラウドサーバー、コアネットワークなどを担当する部署と同じネットワーク本部に属する部署になる。

 このほか、営業本部のもとに、アフターサービスを担当する「アフターマーケットビジネス部」、ブランド力や広報などを担当する「ブランドコミュニケーション部」、バックオフィスをリードし健康経営に向け総務部と人事部を統合した「総務人事部」が新設される。