第18回日本教育カウンセリング学会    研究発表大会(秋田大会) 本文へジャンプ

大会テーマ

学ぶ力と生きる力の統合を支える教育カウンセリング
-子どもの真の学力の形成をめざして-




ご挨拶:第18回大会開催にあたって
第18回 研究発表大会実行委員長
秋田県教育カウンセラー協会代表
  苅 間 澤  勇 人 (会津大学 文化研究センター 教授)

 日本教育カウンセリング学会第18回研究発表(秋田)大会の開催にあたり,一言,御挨拶申し上げます。 秋田県教育カウンセラー協会が実行委員会となり,「学ぶ力と生きる力の統合を支える教育カウンセリング-子どもの真の学力の形成をめざして-」をテーマに,日本教育カウンセリング学会第18回研究発表(秋田)大会を開催できますことをとてもうれしく思います。また,御参加の皆様を心より歓迎いたします。 本大会は,コロナウイルス感染防止の立場から,初めてのオンライン開催となりました。オンラインに不慣れな方もいらっしゃると考えて,十分に配慮して運営いたしますが,不具合等が起こる可能性があります。その際には,迅速に対応いたしますので御理解をお願いいたします。
 さて,秋田県教育委員会の「全国学力・学習状況調査の結果について」(令和3年8月31日発表)によると,秋田県の子どもたちは,小・中学校ともに全国平均正答率を上回り,質問調査でも学習活動に対する肯定的な回答の割合が全国平均を上回っており,“良好である”とのことです。また,コロナ禍でも安定した学習活動や学校生活を送っていると回答した割合は,全国と比較して高いとのことです。そして,これは(1)望ましい生活習慣・学習習慣,(2)一人一人へのきめ細かな指導と授業改善への取組み,(3)学校と家庭,地域との連携・協働による質の高い教育力という秋田県の優れた教育環境によると指摘しています。このような良好な状態は,調査開始時から継続しており,秋田県の子どもたちや教師,学校の教育活動,地域環境等から,本大会のテーマである学ぶ力と生きる力を統合する支援のあり方のヒントを得ていただければ幸甚です。
 昨年度,コロナウイルス感染防止のため本大会が中止となりました。秋田県教育カウンセラー協会では,2021年度には感染拡大が終息するものと期待して,引き続き研究発表大会の運営をお引き受けしました。繰り返される緊急事態宣言の影響下で少しでも対面交流のある大会を目指し,ハイブリッド方式等の開催方法を検討しました。しかし,最終的には,子どもたちの前に立つ先生方の安全が第一であるとの考えから,やむなくオンライン開催としました(運営委員一同は,今でも皆様に来県いただき,「あんべいい秋田」(丁度よいという意)を御堪能いただきたいと思っております)。
 最後になりましたが,本大会の開催に当たり,オンライン配信の拠点となる施設をお貸しくださいました秋田市教育委員会様,共催ならびに後援くださいました各団体・協会様,開催に向けて貴重な御意見を賜りました学会理事長・常任理事の皆様,大会関係の皆様に衷心より御礼と感謝を申し上げます。誠にありがとうございました。そして,御参加の皆様が,2年ぶりにオンラインで全国各地の仲間と交流を深めると共に,本大会での学びを教育活動で発揮されますことを祈念して御挨拶といたします。






  2021年11月30日更新
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